勝てるポイントが見つかる!エントリールールの作り方を紹介します

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「エントリーするときにルールがあったほうがいいよ」
と聞いたことありませんか?

「でも、エントリールールの作り方がわからないからどうしよう…」
と悩んでいませんか?

この記事を読めば、だれでもエントリールールは作ることができます。

この記事で、エントリールールの重要性と作り方を紹介します。

では、さっそく紹介していきましょう。

エントリールールとは

トレーダーが自分で決めるマイルールのこと

ルールを作ることで自分の行動を明確にすることです。
勝てるルールがひとつでもあれば結果を出せます。
結果がついてくると自信にもつながります。

ルールを守ることで自分のやるべきことが明確になり、
繰り返すことで安定して利益を出し続けることができるからです。

たとえば
「4時間足でトレンドを判断して押し目でエントリーをする」ことが
自分にとって得意なパターンだとします。
自分が得意なパターンなので「ここでこうすればいい」がわかります。
自分がやることがわかれば、自信をもってトレードができます。

「ルールを決めるだけで勝てたら苦労はしない」と思うかもしれません。
ルールを決めるということは、自分の行動を明確にすることです。
何も決めずになんとなくトレードをすると同じような行動はできません。
「以前と同じような場面だが、なにをすればよかったかな?」となり、
毎回違った行動をしていては勝ち続けるのは難しいでしょう。

ルールを作ることは自分の行動を明確にすること。
勝てるルールがひとつでもあれば勝ち続けることができます。

 

エントリールールはなぜ必要なのか

根拠のあるエントリーをするため

根拠のあるエントリーは勝因・敗因を明確にすることができます。

なんとなくでエントリーしているとトレードを振り返った時に
「なぜこうなったのか?」という問いに答えられないからです。

たとえば
チャート見ると急上昇していたので買いエントリーをします。


エントリー後、自分の考えとは逆に値が動いて含み損になって結果損切りになります。


私自身もこのパターンは何回も経験しました。


このときに
「エントリーの前にトレンドラインを引いてみる」と決めておけば、
トレンドラインを基準に
「トレンドラインにタッチしてから上昇すれば買いエントリー」
「トレンドラインを下に抜けてきたら売りエントリー」
とエントリールールを作ることができます。
そして、今回のように損切りにならずに済むこともあります。

このように根拠のあるトレードをすることで勝った理由・負けた理由がわかり、
自分のトレードの改善点が見えてきます。

  

再現性の高いトレードをするため

再現性の高いトレードは、自信をもって勝てる場面でトレードすることができるからです。

再現性が高いということは同じ結果を得られやすいということです。

「日足でトレンドの方向を判断する」
「日足の方向を確認してから1時間足の押し目・戻り目でエントリーする」と決めます。
日足では上昇トレンド。1時間足も上昇トレンドだったので、
押し目狙いでトレードをして予定通り勝つことができたとします。
別の場面でも同じような状況になれば
迷いなくエントリーをすることで勝つことになるでしょう。
ここではわかりやすくするため、簡単な例にしてみましたが
再現性が高いということは勝てる可能性を高めることでもあります。

エントリーするときにルールを決めておかないと
感情が邪魔をして、せっかくのチャンスを逃すことがあります。

再現性の高いトレードをすることで勝てるトレードの回数を増やすことにつながります。

 

ムダなトレードを減らすため

トレード回数を増やせば勝てる訳ではありません。

トレード状況の判断もできずになんとなくでエントリーすれば
負ける回数のほうが多くなるからです。

トレード回数が増えるときは、
負けを取り返そうとしてすぐにエントリーする。
すぐに利益が欲しいからとエントリーするなど
感情によるトレードが原因です。
こういう時は冷静な判断ができないので大体負けます。
勝てても次に同じような状況になったとしても同じ行動はとれません。

勝てる回数を増やすのは難しいですが、トレード回数を減らすことは簡単です。

トレード回数を増やすよりも、ムダなトレードを減らすことで
感情的なトレードをしないようにすることです。

 

エントリールールの作り方

エントリールールの軸を決める

ルールを決めるときは通貨ペア、時間足をひとつ決めましょう。

通貨ペア・時間足をひとつ決めて、自分がやることを明確にするからです。

たとえば
ドル円の1時間足だけ見ると決めます。
何度も見ているうちに
「この時間帯はこういう動きになることが多い」
「このチャートパターンになりやすい」など
その通貨ペア・時間足のクセに気づくでしょう。
あとはそれを勝ちパターンにすれば必然的に勝てるようになります。

たくさんの通貨ペア・時間足をみても迷わなければ大丈夫ですが、
慣れないうちはひとつに絞ってそれだけに集中しましょう。
はじめは「広く浅く」ではなく、「狭く深く」です。

ルールを決めるときは通貨ペア、時間足をひとつに絞ることで
自分のやることを明確にしましょう。
エントリーポイントの精度を高めることが目的です。

 

シンプルなルールで過去検証をする

シンプルなルールから始めていき、だんだん精度を高めていきましょう。

最初をシンプルなルールにすることで、追加のルールを絞りやすくするからです。

たとえば
ドル円、1時間足を軸に
移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスでエントリーをします。
過去検証で検証結果が勝率50%だったとしましょう。
よく調べてみると
日足でトレンドが出ていると勝ちやすいとわかりました。
では「日足でトレンドが出ているときに」という条件をプラスします。
すると、勝率が70%に上がりました。
※これは参考です。実際にはこうなりません。

ルールをいきなり細かく決めてしまうと
検証データの数が少ない(エントリー回数が減ってしまう)ので、
シンプルなルールから始めましょう。

シンプルなルールを決めてから過去検証をして、
少しずつルールを追加をして精度を高めていきましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

エントリールールとは、トレーダー自身が決めるマイルールのこと
エントリールールはなぜ必要なのか?
・根拠のあるエントリーをするため
・再現性の高いトレードをするため
・ムダなトレードを減らすため
エントリールールの作り方
・エントリールールの軸を決める
・シンプルなルールで過去検証をする

トレードで勝ち続けるためには、自分の得意なパターンを見つけることです。
そのためには、トレードルールが必要になります。
ルールを作り始めるには時間がかかりますが、ひとつでも完成すれば
「このルールなら勝てる」と自信をもってトレードができるでしょう。

小さなことからコツコツと積み上げていきましょう。

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