誰でもできる!エントリーポイントがわかるグランビルの法則の使い方

FX
  • グランビルの法則って何?
  • グランビルの法則って使えるの?
  • どうすればグランビルの法則で勝てるようになるの?

と悩んだことはありませんか?

この記事を読むと、グランビルの法則がだれでもわかります。

なぜなら、私もグランビルの法則を知ることでエントリーポイントを探すのが簡単になりました。

  1. グランビルの法則とは?
  2. グランビルの法則にはパターンがある。
  3. グランビルの法則の使い方を説明。

この記事を読み終えると、グランビルの法則とは何か?がわかり
相場の流れが読めるようになってトレードで勝てるようになれます。

さっそく紹介していきましょう。

グランビルの法則とは?

グランビルの法則とは、金融記者であるJ・E・グランビルが考案した法則です。
ローソク足と移動平均線の位置関係から相場の方向性を把握する分析方法になります。

グランビルの法則には買いパターン4つ、売りパターン4つの計8つのパターンがあります。

引用元:外為オンライン

グランビルの法則とは、ローソク足と移動平均線の位置関係から相場の方向性を把握する分析方法です。

グランビルの法則 8つのパターン

新規の買い

移動平均線が下落後、横ばい、または上向きに転じたときに価格が移動平均線を下から上に突き抜けた場合

押し目買い

移動平均線が上向きの時に、一旦価格は下落し移動平均線を下回るも再度上昇し移動平均線を下から上に突き抜けた場合

買い増し

移動平均線が上向きの時に、一旦価格は移動平均線の手前まで下落するも移動平均線を下抜けることなく再度価格が上昇する場合

短期の買い

価格が移動平均線の下に大きく乖離した場合

新規の売り

移動平均線が上昇後、横ばい、または下向きに転じたときに価格が移動平均線を上から下に抜けた場合

戻り売り

移動平均線が下向きの時に、一旦価格が大きく上昇し再度下落し移動平均線を下抜けした場合

売り乗せ

移動平均線が下向きの時に、一旦価格が上昇するも移動平均線の手前で止まり再度下落した場合

短期の売り

価格が移動平均線の上に大きく乖離した場合

グランビルの法則の使い方を説明します。

移動平均線はどれを使えばいい?期間設定はどのくらいにすればよいか?

グランビルの法則に出てくる移動平均線の種類や期間はどれを選んでも問題ないです。

もともと株式市場で開発されたこの法則。
日足の200本が基本とされていますが、
FXではさらに短い期間(1時間や15分など)でトレードをすることができるので、
200本ではトレード回数が減ることがあります。

チャート図:1時間足  赤:20本の移動平均線  緑:200本の移動平均線

  • 一つ目の赤丸:20本の移動平均線を基準とした「短期の買い」
  • 二つ目の緑丸:200本の移動平均線を基準とした「新規の買い」
  • 三つ目の赤丸:20本の移動平均線を基準とした「買い増し」

エントリーの判断をする基準の時間足で効果がありそうな期間を使うのが一番です。
これはトレードスタイルで変わるので一番しっくりくるものを選びましょう。

押し目買い・戻り売りがおすすめ

グランビルの法則を使うなら、押し目買い、戻り売りから始めましょう。

なぜなら、ローソク足が移動平均線を超えたかどうかでエントリーの判断ができるからです。
シンプルでわかりやすいので、再現性が高くなります。

チャート図:1時間足  赤:200本の移動平均線

  • 移動平均線が上昇中で一時的にローソク足が移動平均線を下抜けしました。
  • その後上昇して移動平均線を上に抜けたところでエントリー(赤色の◯)
  • 利確ポイントは直近の高値(水色の水平線)
  • 損切りポイントは直近の安値(赤色の水平線)

これだけで利益を狙うことができます。
「移動平均線を上に抜ける」とわかりやすいのがポイントです。

グランビルの法則を使うなら、押し目買い、戻り売りを覚えましょう。

トレンド乖離は判断が難しい

短期の買い・短期の売りは、押し目買い・戻り売りや買い増し・売り増しで
利益を出せるようになってからにしましょう。

短期の買い・短期の売りは判断が難しいです。押し目買い・買い増しと比べると難易度が上がります。

  1. MA(移動平均線)から乖離しているので「短期売り」を考えてエントリー
  2. MA(移動平均線)付近まで下降してきたので、ここで利確すればOK
  3. 利確のタイミングを逃すと再度上昇して損切りになる

①のポイントで乖離していると判断するトレーダーもいれば、
③のポイントで判断するトレーダーもいます。

上昇トレンドの中、逆張りをして「売りエントリー」を考えるよりも
②のポイントで「買い増し」を考えたほうが精神的には楽になります。
なぜなら、

  • トレンドが上昇している。
  • 移動平均線よりも上にある。
  • 「買い増し」を考えられる位置。

買いエントリーをする理由が3つもあると、
自分自身を納得させることができます。

短期の売り買いは、押し目買い・戻り売りや買い増し・売り増しで
利益を出せるようになってからでも遅くはありません。

レンジ相場では使えない⁉

レンジ相場で使うなら、逆張り狙いの短期の買い・売りしかないので難しいです。

短期狙いは基本逆張りになります。
移動平均線から離れすぎているから逆張りでエントリーという手順になります。
では、何が難しいのか?どのタイミングで離れすぎか判断するのが難しいのです。
離れすぎているので、そろそろ戻ってくるので逆張りエントリーしたが、
さらに離れていったため損切りになってしまうなんてことがあります。

レンジ相場で使うなら、逆張り狙いの短期の買い・売りしかないので難しいです。
「離れすぎ」が判断できるならエントリーポイントとして考えるのもアリでしょう。

他のインジケーターと組み合わせる

レジスタンス・サポートラインやトレンドラインと合わせて使いましょう。

複数のラインが重なればそれだけエントリーの根拠が増えます。
レジスタンス・サポートラインやトレンドラインは
ほかのトレーダーも注目している場所なので値動きに影響を与えるからです。

レジスタンス・サポートラインやトレンドラインと合わせて使いましょう。

まとめ

  • グランビルの法則とは?
  • グランビルの法則は8つのパターンがある
  • おすすめの使い方

いかがだったでしょうか?

グランビルの法則のパターンを知れば勝つ確率は上がります。

なぜなら、エントリーポイント、利確、損切位置がそれぞれイメージできるからです。

パターンを知ることがポイントになります。
あとはどの場面で使えるかを判断できるように慣れるだけです。

小さなことからコツコツと積み上げて、勝てるトレーダーになりましょう。

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