- 初心者がよくやる失敗はなんですか？
- 失敗の原因は何ですか？
- 初心者が失敗しないためにやるべきことは何？
FXをすると上記のような悩みを一度は考えたことありませんか？
実は、パターンを知ることで事前に失敗を防ぐことができます。
なぜなら、失敗のパターンはそれほど多くありません。そしてすべて対策が打てるからです。
この記事では、
- 初心者がよくする失敗例を紹介します。
- 失敗しないための対策を説明します。
この記事を読み終わると、失敗を防ぐことができて資金を安全に増やすことができます。
それでは、説明してきましょう。
初心者がよくする失敗例
ルールを決めていない 感情的なトレードをする
エントリールールを決めずに感情的にトレードをすることがあります。
含み損を抱えた時は特に感情的になりがちです。感情的になると冷静な判断ができなくなり、結果負けてしまいます。
（対策）エントリールールを決めて機械的にトレードする
事前にトレードルールを決めることで「どこでエントリーすればいいのかな？」「含み損になったけどどうしよう？」といった迷いがなくなります。まずはエントリーのタイミング、利確ライン、損切りラインを決めるだけでもいいから始めましょう。
勘や思い込み・運任せでトレードする
勘や思い込み・運任せでトレードをする人がいます。
チャート見ても結局わからないから、なんとなく上がりそう、下がりそうと雰囲気で判断してしまうからです。
例えば、相場が上昇しているので買いエントリーしたら、急に下がってきた。損切りした後にまた上昇してしまった。この場合、あとから見ると上昇トレンドの押し目だったということがあります。
（対策）チャート分析方法をおぼえましょう
勘や運だけで勝ち続けるのは難しいです。テクニカル分析を覚えるとチャートの予測が立てやすくなります。予測がつくことで次の行動・対策が打ちやすくなるでしょう。
チャート分析を覚えることで損失を未然に防げます。
通貨ペアが多い
多くの通貨ペアに手を出してトレードをしてしまいます。
あれこれいろんな通貨ペアを試したくなるかもしれません。しかし一度に複数の通貨ペアをトレードするとあっちもこっちもとなり情報処理が追いつきません。結果、対応が後手になって損失を出すでしょう。
（対策）ドル円から始めましょう
ドル円は日本人にとって馴染みのある通貨ペアです。また、ほかの通貨ペアよりも関連情報が入手しやすく取引量も安定しています。
初心者はドル円から始めて行きましょう。慣れてきたら他の通貨ペアも試してみるとよいでしょう。
レバレッジかけすぎ ハイレバレッジトーレドをする
レバレッジをかけすぎてハイレバレッジトレード（ハイレバトレード）をしてしまう。
レバレッジを高くすることで、少額でも大きな利益を狙えるからです。その反面、大きな損失も出やすく一撃で相場からの退場ということも十分あり得ます。
（対策）低レバレッジでのトレードをしましょう
低レバレッジだと利益は少ないですが、相場から退場する確率が低くなります。まずはトレードに慣れることが大切です。稼ぐのはそのあとでも十分に稼げます。
トレードに慣れるまでは低レバレッジで取り組みましょう。
損切りができていない
損失を小さい時に確定させる「損切り」ができません。
なぜなら、トレードをすると勝つことばかりを考えてしまい負けることを考えていません。この考え方自体は間違っていません。誰も負けようと思ってトレードはしませんので。間違っているのは「負けたとき」のことを考えないことです。
例えば、損失を出すのが怖いので含み損になっても「いまは含み損だが、反転して含み益にかわるから」と思い込んでいるうちに、さらに損失を大きくしてしまうパターンがよくあります。
（対策）エントリーする前に必ず損切りラインを決めましょう
エントリー前に損切りラインを決めることで、負けても「損失額」がわかります。「損失額」が事前にわかると自分でリスクをコントロールできます。また、含み損が出た後で損切りラインを設定するのはかなり難しいです。損したくない気持ちが働くからです。
ストップロス注文（逆指値・OCO・トレール）を必ず入れることで損失をコントロールしましょう。
エントリーする前に損切りラインを決めてリスクをコントロールするようにしてください。
戦略のないスワップ狙いのトレードをする
なんとなく高いスワップポイントを目的にトレードをしてしまうのは良くありません。
高いスワップポイントは急激な価格変動が起きやすいからです。急劇な変動することを理解せずにトレードをして大きな損失をだしてしまうことがあります。
（対策）低レバレッジでの運用を行いましょう
高いレバレッジでトレードをすると少しの価格変動でもロスカットがされやすくなります。ロスカットを回避するためにも低レバレッジでのトレードをしましょう。
高いスワップ狙いなら低レバレッジでの長期運用が大事です。
ポジポジ病
トレードを頻繁にしてしまう。いわゆる「ポジポジ病」になります。
これは、早く利益を出したい、多く稼ぎたい、損を取り返したいという気持ちがあるからです。
損失を出してしまうと、早く取り返したい気持ちから「今すぐ逆エントリーすれば稼げるはず」と安易に考えてさらに損失を出してしまうパターンがよくあります。
（対策）根拠のあるトレードを心掛けましょう
損失を出した時ほど早く取り返したくなります。このときに何も考えずに感覚でトレードをすることが多いので結果、負けを積み重ねてしまいます。
損失を出した時こそ冷静になることです。トレードルールを決めることで余計なトレード・無駄な負けを減らすことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか？
- ルールを決めずに感情・感覚・思い込み・運でトレードをしている。
- 通貨ペアが多くて管理できない。
- ハイレバトレードで一攫千金を狙っている。
- 損切りができずに「もうすぐ戻るだろう」というトレードをしている。
- なんとなく高スワップポイント狙いのトレードをしている。
- 早く稼ぎたいから何度もトレードをしたくなる「ポジポジ病」になっている。
以上がよくある失敗のパターンです。
対策として
- トレードルールを決める
- 損切りは必ず入れる
まずはこの２点を取り入れましょう。これらを守ることで資金をなくす確率が減少します。
小さなことからコツコツと積み上げていきましょう。
