- FXでテクニカル分析をしようと思うのですが、種類が多すぎる…どれを使えばいいか迷う?
- FXでトレードをするときには、テクニカル分析だけで勝てるのか?
- おすすめのテクニカル分析ってある?
こういうことありませんか?
この記事を読めば、
- テクニカル分析の種類を知ることができます。
- テクニカル分析だけでも十分勝てるようになります。
- ローソク足、水平線、トレンドラインなど。
以上の内容を説明していきます。
テクニカル分析の種類を知ることで、自分にあった分析方法がわかります。
まずは、テクニカル分析の種類を知ることが大事です。
なぜなら、種類を知ることで「こういうチャートの時、◯◯がわかればいいのに~」と思ったときに、自分が使いたい分析方法がわかるからです。
ここからは、主な分析ツールを紹介したいと思います。
・ローソク足。チャート上で始値・終値・高値・安値の価格状況が一目でわかります。 複数のローソク足を組み合わせた「プライスアクション」があります。
▢トレンド系
・移動平均線。あらゆるテクニカル指標の中で最も有効で幅広く使われている指標の一つです。トレンド追随型の分析方法になります。例えば、終値の10日移動平均といえば、直近の10日間の終値を合計して10で割った数値になります。短期の移動平均線が長期の移動平均線を上に抜ければ「ゴールデンクロス」と呼ばれて、買いのサインとしても有名です。逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下に抜ければ「デッドクロス」と呼ばれて、売りのサインとして有名です。
・一目均衡表。転換線・基準線・先行スパン(2本)・遅行スパンの5本の線を使い、時間論・波動論・値幅観測論の3つの理論から構成されています。「雲」と呼ばれる抵抗帯が特徴的です。
・ボリンジャーバンド。移動平均線とその上下2本ずつの標準偏差からなる線の合計5本の線で表示されます。「価格の大半がこの標準偏差のラインの中に収まる」という統計学を使ったテクニカル分析方法です。「収縮」と「拡散」を繰り返しているのが特徴的です。
▢オシレーター系
・RSI。「相対力指数」の意味で、買われすぎ売られすぎを判断する分析方法です。1本のラインで表示され、ラインが25~20を下に抜けると買いシグナル(売られすぎ)となり、70~80を上に抜けてくると売りシグナル(買われすぎ)と言われています。
・MACD。「移動平均収束拡散手法」の意味で、短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用して、買いと売りの判断をする分析方法です。トレンド発生時に効果があり、逆にレンジ相場ではあまり効果がないという特徴があります。
・ストキャスティクス。一定期間の高値と安値を利用して、買われすぎ・売られすぎを判断する分析方法です。2本のラインを使い、それぞれを「%K」(パーセントケイ)・「%D」(パーセントディ)と呼びます。RSIと同様に20~30%を下回ると買いシグナル(売られすぎ)、70~80%を上回ると売りシグナル(買われすぎ)となります。
ここで紹介した以外にもテクニカル分析はあります。気になった方は、一度調べてみるのもいいのではないでしょうか。
テクニカル分析はたくさんありますが、全部を覚える必要はありません。2~3種類のテクニカル分析で十分だと思っています。なぜなら、テクニカル分析を全てチャート上に表示させてしまうと、ゴチャゴチャしすぎて逆にわからなくなるからです。気になったテクニカル分析は一度使ってみることをおすすめします。使ってみることで、どこでこのテクニカル分析は通用するのか?がわかるからです。
テクニカル分析って何があるのかな?がわかるだけで、自分だけの勝ちパターンに必要な分析方法がわかるようになります。
テクニカル分析だけでも十分勝てます。
テクニカル分析だけで十分勝てるようになります。
チャートを見て相場状況(例えばトレンドなのかレンジなのか)を確認するときに、テクニカル分析を使って判断するからです。
エントリーをする時に「今は、上昇トレンドなので買いでエントリーしよう」とチャートを見て判断をするでしょう。ではなぜ、上昇トレンドと判断したのか?チャートを見たときに、高値・安値が切りあがっているのがわかったので、チャートの谷である安値をそれぞれ線で結ぶとトレンドラインを表示させることができます。トレンドラインを見ると右肩上がりに表示されているので、上昇トレンドと判断できたからです。
ファンダメンタル分析もあります。もちろんファンダメンタル分析も必要です。主な経済指標の発表の時は価格が大きく動きます。その時にトレードするのか、見送るのかの判断をする程度なので、テクニカル分析よりは使う頻度が少ないということです。
上記を理由に、テクニカル分析だけで稼ぐことはできます。
おすすめのテクニカル分析ってあります?
ローソク足の見方、トレンドラインの引き方、ダウ理論の3つは重要です。
ローソク足を学ぶと相場の勢いなどが1本のローソク足でわかります。ローソク足が2本、3本集まるとパターンがわかるようになり、プライスアクションも学ぶことができます。
トレンドラインを使うことでチャートを上昇トレンドか、下降トレンドか、もしくはレンジなのかをシンプルに表示します。トレンドラインを引くことでチャートの状況がわかりやすくなり、エントリーポイントを絞ることができます。
ダウ理論でテクニカル分析の全てがおさえることができます。
ダウ理論はテクニカル分析の基本と言われています。まずはダウ理論を勉強してみるといいのではないでしょうか。そして、その次にローソク足の見方、トレンドラインの引き方を学ぶことでチャート分析ができるでしょう。また、ほかのテクニカル分析も使ってみることをおすすめします。
最後に
いかがだったでしょうか?今回はチャートの分析方法について説明してみました。分析方法はたくさんあります。まずはダウ理論について学ぶこと。ダウ理論を知ることでチャートに対する考え方が広がります。次にテクニカル分析について学ぶことです。自分が気になったテクニカル分析・使ってみたい分析方法を実際にチャートに使ってみることで、効きやすい場面、効きにくい場面がわかるでしょう。
トレードでもなんでもですが、学ぶことをやめると成長が止まります。少しでも成長したいと思うのならば学ぶことは大事だと思います。小さなことからコツコツと頑張っていきましょう。